服部正のトレードマークについて

服部正は様々なところでサインをするときにトレードマークを自筆で書いたりしていました。このWEB資料館もそのトレードマークをそのまま使わせて頂いております。
このトレードマークがすべて音楽記号で出来ていることは以前触れたと思います。

具体的にどうなっているか、再度ご紹介しましょう。

上記の通り髪の毛がフォルテ、目玉はフェルマータ、耳がフラット、鼻がターン、口はアクセント、首はシャープです。上記には書いていませんが、あごからほほにかけてはスラーということになります。

これは以前ご紹介した自筆譜贈呈の際に伺った学校の校長室に飾ってあったものです。

以前「焼き物」にもして頂いて頂戴したこともございました。
これはさらにトレードマークの「パイプ」まで入っています。
(パイプは「音符」にも見えますね)



譜面にも登場します。

よ~く見ると「面長」だったり、逆に「丸顔」に近かったり、髪の毛の位置等書いている時の環境や気分によって微妙に変わってくるようです。

普通は締め切りに間に合わせるべく必死に譜面を書きまくっていたので、サインやトレードマークが入っている譜面はよほど納期や気持ちにゆとりがあったのでしょう。
それとも書き終わってから「う~ん、もう少し手を入れようか?」と悩みながら何となく書いていたのかもしれません。
ちなみにNHKに納めた譜面はこういったトレードマークは皆無でした。(もちろん納期が厳しかった事もあるでしょうが、受け取られた側から「ふざけるな!」と叱責を受けるのを未然に防いだのかもしれず、こればかりは不明です!)

館長
1955年 服部正の長男として東京で生まれた。                     1978年 慶応義塾大学卒業(高校よりマンドリンクラブにてフルート担当)        同年    某大手電機メーカーに入社(営業業務担当)                  2015年 某大手電機メーカーグループ会社を定年退職                  現在 当館館長として「服部正」普及活動従事       

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