前橋工科大学校歌譜の贈呈

時々JASRAC(日本音楽著作権協会)から電話が入る事がありますが、内容としては既に作曲されたものの改変や歌詞の変更等についての了解の打診が多く、依頼者が連絡先がわからないためJASRAC経由でコンタクトを取ろうとするパターンが多くあります。
今回の前橋工科大学も、そういった関係でJASRACから連絡を受けた事がきっかけとなりました。
そもそも作曲した時は「前橋工業短期大学」という名称でしたが、現在の名前に変更したものの校歌の改作についてしばらく手を付けていなかったらしく、大学の幹部から校歌の見直しの際に了解を取り付けるべくご連絡を頂いたのが今回のお話でした。
折角の機会なので、譜面の手渡しを提案しようとしましたが、あいにく手書きの直筆譜が保存できておらず、当時学校で作られたガリ版刷りの印刷譜が残されただけでした。
とはいうものの折角の機会なのでそのガリ版譜面を持ち、再度校歌を採用していただくことの御礼も兼ねて伺う事に致しました。

2015年の1月下旬、前橋まで在来線を使って伺いました。
お迎えに来ていただき、早速大学までご案内頂きました。学長がお迎え頂き過分な対応を頂きましたが、何と今年度でご勇退される、という事で、今回の訪問は在任中のギリギリの時期でした。
帰り際に大学の中を簡単にご案内頂きました。この時期はやはりかなり寒く、「上州名物かかあ殿下と空っ風」と言われるように寒風が身に沁みる日でありましたが、たまたま今年度の授業もほぼ終わった後であり学生も非常に少ない時期であったので様々な教室の中も拝見できました。数少ない「工科大学」というエンジニア輩出を目指した学内が非常にきれいであり、こういった環境で勉強できる事が非常にうらやましく思いました。

前橋工科大学の皆様、どうもありがとうございました。

校歌6019前橋工業短期大学校歌01校歌6019前橋工業短期大学校歌02

 

館長
1955年 服部正の長男として東京で生まれた。                     1978年 慶応義塾大学卒業(高校よりマンドリンクラブにてフルート担当)        同年    某大手電機メーカーに入社(営業業務担当)                  2015年 某大手電機メーカーグループ会社を定年退職                  現在 当館館長として「服部正」普及活動従事       

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