今回はちょっと重い話です。
以前遺品を整理していた時に出てきた17cmレコードがありました。
そのジャケットの表裏がこの内容です。
幼くして天寿を全うしてしまったお子様の親御さんが服部正に作曲を依頼してきました。
「作詞・作曲 服部正」と記されていますが、このお子様の日記から服部正が音楽に合わせて言葉を選んだと思われ、作詞はこのお子様本人と言った方が良いと思います。
歌詞も、お父様の言葉も心に重くのしかかるように思えてならず、とは言うものの服部正もことさらに暗い曲にしたくないという意向があったのか、どちらの曲も長調で書かれてました。
しかしながら、この歌を聞いてしまうと目が潤んでしまうつらさを禁じえず、もし生きていたら今は多分50代の最も華々しい世代にいたのに、というむなしさを思ってしまいました。
こういった依頼を受け、一生懸命に本業でもない「作詞」のお手伝いをしながら作曲した服部正を父として尊敬する次第でした。
天国で佐藤天君、父と会っているかな?、、、
突然のご連絡で失礼いたします。BS朝日「黒柳徹子のコドモノクニ」という番組を担当しております、テレビ朝日映像(株)藤野と申します。大正~昭和にかけて発行された絵雑誌「コドモノクニ」に作品を寄せた芸術家を取り上げる番組なのですが、
そこで服部正さま(付録として1作品発表されています)をご紹介したく、ご連絡さしあげました。ここでお書きになられているお父様のエピソードなど、お聞かせいただけないでしょうか。このようなコメント欄でのご連絡で失礼いたします。
ご検討いただけますようお願い申し上げます。
テレビ朝日映像(株)藤野広子
03-3587-8126
コメント(ご連絡)ありがとうございました。
内容的にも別途メールにてご対応させていただいた方が良いと思いますので、そちらからご連絡させていただきます。