この歌は「ヤン坊ニン坊トン坊」の第1回の最初に歌われた曲です。
歌詞を見てもお分かりの通り、これから始まる物語の主人公の紹介です。
でも、テーマ音楽でも「しっかり者」「暴れん坊」等紹介をしているのに、と思われるでしょうが、そもそもの「ヤン坊ニン坊トン坊」がどんな生き物かについて、ここで初めて「しろんぼ猿」であることを紹介しているのです。
インドの「白い猿」というのはネットで検索してみると「ハヌマーン・ラングール」という猿が存在しており、ヒンドゥー教でも手厚く保護されて神格化されているとも言われています。
(一説では「西遊記」の孫悟空のモデルとも言われています。)
恐らくこの「ヤン坊ニン坊トン坊」もこういった背景で「しろんぼ猿」として採用されたのでは、と思われます。
曲は元気なマーチ風で、歌詞も子供でも覚えやすくしたのではと感じられます。
しろんぼ猿の歌(歌詞)
しろんぼ しろんぼ しろんぼしろんぼ
ヤンボに ニンボに トンボウは
しろんぼ しろんぼ猿だ
あたまもしろんぼ 手足もしろんぼ
しっぽの先まで しろんぼだ アハハハハハハハ
しろんぼ しろんぼ しろんぼ猿だ