府中市は最近たくさんのマンション等が立ち並び、都心に通う人びとが多数お住まいです。そうなると当然お子様もそれなりに多くいらっしゃり、学校も結構多く存在しているようです。
服部正は、手元の保存譜面を見る限りでは府中市の中で2つの小学校、1つの中学校の校歌を作曲しておりました。今回は若松小学校という学校を訪れました。
駅でいうと「東府中駅」であり、ここには「府中の森芸術劇場」という比較的新しく綺麗なホールがあり、私も一度地元のアマチュアオーケストラの演奏会に行った事がありました。
そのホールからそれほど遠くない所に若松小学校がありました。
伺った時残念ながら校長先生はご不在でしたが副校長先生にご対応頂きました。
ちょうど休み時間にお邪魔したので子供たちの明るい声や、生徒と話す先生の颯爽とした声を横で聞きながら校長室でお話しました。
最近国立音楽大学の学生さんたちが学校を訪れ、その時に校歌を歌って頂いた時の映像があったので見せていただきました。元気な声で歌う子供たち、そして訪れた学生さんも見事なハーモニーだけでなく、校歌を「暗譜(譜面を見ずに歌う)」で歌っていらっしゃったのが素晴らしく感動致しました。
副校長先生は「ここの校歌は1番しかないのが珍しいと思っています。」とおっしゃってました。確かに直前に伺った佐倉根郷小学校は5番まであったので、いろいろと学校によってちがうんだな、という事を感じました。
副校長先生、ありがとうございました。