2018年8月4日に東京オペラシティにてKMC第200回定期演奏会が行われました。何と1100人以上のご来場を頂きました。これはホール定員の2/3以上にあたるかなりの入場率であり、ご来場いただきました方には心より御礼を申し上げます。
第1部は現役学生、第3部は卒業生と現役学生の合同演奏、そして第2部(卒業生のみ)にて以前ご案内の通り、服部正の「迦楼羅面」と「イタリアン・ファンタジー」を演奏しました。
「迦楼羅面」では最後の終わり方がやや渋いので、拍手が起こるまでに多少の間が要しましたが、その後万雷の喝采を頂戴し大変評判が良かったようです。
そして「イタリアン・ファンタジー」ではテノールの大沢一彰先生の素晴らしいカンツォーネも相まって、とても大きな拍手を頂きました。卒業生ならではの「経験」「勘」が両曲に大いなる効果を与え、しばしステージも客席も一体となった時間が持てたのではないかと思っております。
第1部、第3部も高評価を頂いたと思っており、何とかこの200回というビッグイベントがつつがなく終了することが出来ました。
演奏会終了後、打ち上げにはご来場いただいた卒業生もご参加いただき、中には100回定期演奏会でご活躍された方(要するに50年前!)や90歳を超えた超OBまでお暑い中お越し頂き、昔話や服部正にまつわるお話に花が咲きました。
8月2日の命日のすぐ後にこのような機会を得られたことは大変有難く、関係各位に心より御礼を申し上げたいと思っております。
改めまして、誠にありがとうございました。