服部正20代前半の写真発掘!

先日、残されていた書類の間に汚い茶色の紙が混ざっていました。それを取り出してみると、何と昭和3年~昭和7年の頃の服部正のスナップ写真が11枚貼り付けてありました。実に90年前の写真です。
自筆で「昭和×年、××才」と書いてあるのもありますが、どう考えても「昭和」と「歳」が正確に一致していないようにも考えられる部分もあり、状況を見る限り「昭和」記載の方が正しいようです。取り敢えず11枚全部ご紹介しましょう。

まず昭和3年と書かれた4枚です。

複数の人間が写っている写真は「眼鏡をかけた中央近辺にいる人間」を探してください。まだ若々しい大学生の風情が残っています。

次は昭和4年~6年にかけての4枚です。

少し上級生という風格が出てきたようです。集合写真は一番右端に佇んでいるのが服部正です。右端の昭和6年の卒業の年の写真は慶應の校舎をバックにしているので在学中のショットと思われます。

最後に昭和7年の3枚です。

この頃は卒業し会社も辞め、音楽家として必死に生き始めた時代であり、服部正としても何とかこの業界で活躍したいという気持ちが強く出ていた頃です。20代前半とはいえ多少「おっさん」ぽく写っているようにも見えますね。
左側2枚はともかく、人形と写っている右端の写真はいったい何を意図しているのか全く不明です(!?)。

まさにこれから音楽家になろうとしている過程の数年間の写真であり、撮影された時期が比較的明確になっているものとして貴重な写真と言えるかもしれません。

この写真は別途「画像集」にも後ほどアップ致します。

館長
1955年 服部正の長男として東京で生まれた。                     1978年 慶応義塾大学卒業(高校よりマンドリンクラブにてフルート担当)        同年    某大手電機メーカーに入社(営業業務担当)                  2015年 某大手電機メーカーグループ会社を定年退職                  現在 当館館長として「服部正」普及活動従事       

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