7月19日、猛暑のお昼に相模原の淵野辺にある野球場に行ってきました。
それも本日の試合が「慶應義塾高等学校VS県立生田高校」というカードであり、偶然ながらどちらの学校も服部正に縁がある高校です。
生田高校はまさにこの学校の校歌の作曲を担い、今でも歌い続けて頂いている学校です。
そして慶応高校は以前もご紹介した通り「慶應義塾高等学校の歌」というものを作曲しましたが、これはいわゆる「校歌」的な物ではなく、オフィシャルに「校歌」的なものは小学校から大学まですべて信時潔氏作曲の「慶應義塾塾歌」になります。
正直自分の立場としては非常に微妙であり、本日はどちらにも肩入れしないキャッチャー後ろのバックネット裏での観戦にしました。
試合は第1シードとなっている慶応高校が終始リードして、最終的に5回裏にて14対3で慶応高校がコールド勝ちしました。しかし勝利の校歌は「信時潔氏の塾歌」であり、自分の母校でありながら何となく複雑な思いになってしまいました(!?)。
終了後生田高校の応援席にお邪魔し、高校の先生やブラスバンドの生徒の方々とご挨拶しましたが、負けたとは言い大変爽やかな笑顔が印象的でした。
実はこの高校の「自筆譜」原本が保存されてなく、原本のコピーのみが服部正の保管袋に残っていました。機会があれば是非お邪魔してみたいと思っております。
両校の益々のご発展をお祈りいたします。