服部正の「序曲」へのこだわり【クラプロ】
青響でも広場でもグレースノーツでも服部正は演奏会に「序曲」を多用していましたが、あまねく広く曲目を演奏する、という事でもなく、結構こだわりがあったようです。 というのも古今の名序曲と呼ばれている曲目でもなかなか演奏しない...
青響でも広場でもグレースノーツでも服部正は演奏会に「序曲」を多用していましたが、あまねく広く曲目を演奏する、という事でもなく、結構こだわりがあったようです。 というのも古今の名序曲と呼ばれている曲目でもなかなか演奏しない...
広場のコンサートでは必ず毎回当時の美人歌手を登場させていました。 例えば初回の第1回では名ソプラノの「伊藤京子」さん、第4回は「越路吹雪」さん、第6回は「ペギー・葉山」さん等、錚々たるメンバーです。 そして第7回、8回、...
服部正はクラシックを広めるために「名曲中の名曲」に絞って選曲をしていましたが、当然「服部正」の趣味・嗜好もかなり選曲に大きく影響していました。 中でも「定番」と言われているのが有名な「組曲」であり、気に入った曲を比較的繰...
服部正は以前新交響楽団(現NHK交響楽団)の指揮も時々任されていました。その頃も含めベートーヴェンのシンフォニーは「第九」を除き全曲の指揮をやった経験がある、と著書で書いておりました。「第九」も最後の4楽章の合唱部分は何...
コンセール・ポピュレール発足当時はまだテレビは無くラジオも音質が悪く、クラシック音楽の番組をあまり放送していませんでした。 レコードはSP時代で高価なうえ1枚当たりの収録時間が数分という状況なので、長いクラシック曲を「聴...
2018年は服部正没後10年であり、生誕110周年でもあります。 服部正が生涯一途に進めてきたことが「良いクラシック音楽を皆さんに提供」という活動であり、それが「コンセール・ポピュレール(後の青年日本交響楽団)」「広場の...