「指揮者」としての服部正 (4)
服部正は指揮をするときに「テンポ」についてはかなりこだわりがあったと思われます。 テンポのメリハリは、かなりしっかりとした差をつける事を信条としていたようです。 以前某高校のマンドリンクラブの客演指揮をするために、練習に...
服部正は指揮をするときに「テンポ」についてはかなりこだわりがあったと思われます。 テンポのメリハリは、かなりしっかりとした差をつける事を信条としていたようです。 以前某高校のマンドリンクラブの客演指揮をするために、練習に...
慶應義塾マンドリンクラブのOB,OGの集まりであるKMC三田会のメンバー数人に、最近ちょっとヒアリングしてみました。「服部正という指揮者はどうだった?」というあまりにも漠然とした問に対して、返って来た答えは結構類似してい...
服部正の自著「広場で楽隊を鳴らそう」では、服部正はこんなことを書いていました。 「今日でも若い作曲家がオーケストラを前にして仕事をするときは、なかなかの苦労である。一寸でも、作曲家に不遜な態度や小賢しい言動があると、オー...
今まで本資料館のご紹介は「作曲家」としての服部正の姿が殆どでした。それは作曲した作品が譜面として残されていたり、録音として聞く事が出来るため、具体的なお話がしやすかった事もあります。しかしながら「指揮者」という面からみる...