学歌(校歌)の謎の判明の糸口に

京都府立医科大学様との交流

本年(2020年)2月に「校歌・社歌のご紹介」の一環で「京滋地区」の項で「京都府立医科大学殿」の学歌のご紹介を致しました。
そして6月にこの記事を読まれた同大学学友会理事の方からお問合せを頂きました。
どうもこの「学歌」についてメロディーの一節に歌われ方が2つあり、どちらが本来の学歌なのか長年真偽を追求されているとのことで、さらには同大学内部ではそもそもの原本が行方不明という事もあり当資料館の記事を見て早速ご連絡を頂いた、というのが事の発端です。

京都府立医科大学卒業生向け会報誌「青蓮会報」187号


当館では表紙と前半のみの楽譜をご紹介しておりましたので、全曲のコピーをお送りしたところ、非常にお喜ばれになり、「長年の謎が解けた!」との過分なお言葉まで頂戴しました。
そして今般そのことが同大卒業生の皆様に送られる会報に詳細にご披露頂きました。
拝読したところ、似たようなフレーズが同学歌の中に出てきており、それを混同したまま現在に至り写譜までそれに則って受け継がれていた部分があったようです。
しかしご卒業の方々からは「どうもちがうぞ」との声も少なくなく、平成18年(2006年)同会報に「これでいいのか、学歌のメロディー -学歌のミステリー-」としてもご紹介され、それから14年経った本年当資料館のこの記事にたどり着き、今回の話に至ったそうです。

しかしながら、こういった多少の違いであっても追求をされたことに大変敬意を表すとともに、最先端の医学を学ばれた方々が音楽のリテラシーに対する造詣も深い事に畏敬の念が絶えません。関係者の方々で同大学のオーケストラや合唱団に所属されていた方が「フレーズ、譜面の相違」についてしっかりご認識頂いていたことも、この成果につなげられたのではと思います。

同大学は2年後の2022年に創立150周年を迎え、おりしも本年学歌制定80年という節目の年でこの原本発見に大変お喜びいただきましたが、当館としても何らかのお役に立てたという事がとても嬉しく光栄に思っております。

この新型コロナウィルス感染の中、医療機関は大変な毎日をお過ごし頂いていると思いますが、少しでも関係各位の皆様にとって励ましの機会になればと祈念しております。

館長
1955年 服部正の長男として東京で生まれた。                     1978年 慶応義塾大学卒業(高校よりマンドリンクラブにてフルート担当)        同年    某大手電機メーカーに入社(営業業務担当)                  2015年 某大手電機メーカーグループ会社を定年退職                  現在 当館館長として「服部正」普及活動従事       

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